日ごろ事務局でご対応している方々には周知のことでしょうが、敢えて、評議員会と理事会の違いをお伝えします。
まず、評議員会。
これは諮問機関(しもんきかん)といいまして、この学校法人の運営上特に重要な案件については、このタイミングで話し合うことがそもそも必要なのかどうかを話し合うということです。ですので、出席者全員が賛成であっても決定ってわけではないんです。あくまで、「このタイミングで話し合うべきだね!」っていうことを決めたにすぎません。
そして理事会。
これは決定機関。学校法人に関する重要案件はすべて理事会でその善し悪しを決定します。
特に重要なのは評議員会で審議された後にここで話し合われます。
そこまで重要でないものは直接理事会で決定します。
この重要の高低は寄附行為に示されていますのでご安心ください。理事長の采配ではありません。
以上から、評議員会は理事会より必ず先に行う!ということがお分かりになったと思います。
(注意)これはあくまで一般的であって例外なものもあります。